この度、本学部の幾何学計算とインテリジェントメディア技術研究チームの楕円検出分野における研究成果「チームオリジナル射影不変量―特徴数に基づく高速楕円検出アルゴリズム」がOpenCV(オープンソースのコンピュータビジョンライブラリ)に収録された。この研究成果は現在、OpenCVにおいて、古典的なハフ変換を除くと唯一の楕円検出アルゴリズムだ。
今回OpenCVに収録されたアルゴリズムは、賈碁准教授、樊鑫教授(通信著者)、羅鍾鉉教授、邱鉄教授と大学院生の宋連博氏のチームが画像処理分野のトップジャーナルであるIEEE Transactions on Image Processing(TIP)に発表した論文「A Fast Ellipse Detector Using Projective Invariant Pruning」に由来し、科学研究アシスタントの黄展拍氏、大学院生楊陽氏、学部生の黄正強氏が共同で開発を完了させ、OpenCVの数ラウンドの審査を経て収録されたものである。